ポエム
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「イケメン」を探して三千里
小さい頃は、

クラスで1番のイケメンがいて

席替えをする度、ドキドキしていた。

その子を取り合って、友達と沢山喧嘩をした。



大人になって今思うことは、

やっぱりイケメンは1人しかいなくて、

みんなその1人のことが好きだってこと。


でも、

歳を重ねるたび、私の中の〈イケメン】“の定義はグニャグニャに歪んでいき、

いつのまにか、笑顔が可愛い人はもれなく全員“〈「イケメン」となった。

えー?この人のどの辺がかっこいいか全く分からなーい。と友達に言われても、自分が好きになった人は『’イケメン〉、とした。

誠実で優しければ人はかっこよかった。


この先、友達に、

「えー?この人ちょっとイケメン過ぎなーい?あんたで大丈夫ー?」

若しくは

「えー?この人どの辺がかっこいいか全く分からないんですけどー!大丈夫ー?」と言われても、

欲張りな私だから、



イケメンで、優しくて、誠実な、

その「1人」のことを追いかけ続けたい。














21/06/03 03:12更新 / Mirror



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