鏡
深夜私は鏡を見つめ続ける
好きな音楽を聴きながら
自分の存在を確かめ続ける
世の中には、本当に色々なことが溢れている
楽しいことも
もう生きるのが辛くなる程悲しいことも
誰もが幸せでいられる世界があればいい
でも
今目の前にある現実は悲しすぎて
生きる意味を探したくなるよ
この世界に残された私は
今何ができるのかな
深夜私は鏡を覗くのだけれど
私という型にはまっている私を
確認するのだけれど
まだまだ分からない
自分が何者か分からない
誰かの悲しみに触れるたび
心の奥の方から涙が流れてくるのを
じっと
感じている
誰かを抱きしめたい
誰かに抱きしめられたい
自分の存在を認めて欲しい
鏡で見る自分は
なんか幽霊のように
まるで存在していないようなんだ