ポエム
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ひとつの旅で貴方に会えたこと
昔のイヤフォンは
線につながっていて
そうか、
遠くには行けないんだった
この窮屈さは
生きているということなのか

黄金色に輝く海の街にも産まれてみたかった
またいつかの旅で
私は海の風に吹かれることだろう

キスもハグも
どっちも欲しいと言ったら
欲張りかな

寂しい時には
誰かにそばにいて欲しくて
故郷の優しい山の風が恋しくて
同時に山の怖さも思い出すのでした

あなたに会いたくて
私ばかりかな
求めているのは

どっちも欲しい
私のことを見て欲しい
寂しい夜は
少し欲張りでも
良いかと思います

でも、どっちも叶わないことが
いつも
私が一番分かっている

貴方の見る世界は分からない
ひとつの旅

これでも、
出会えて良かった

21/10/11 02:23更新 / Mirror



談話室



■作者メッセージ
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いつもコメントくださる方、ありがとうございます。

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