ポエム
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ぐーすか
ぐーすかぴー

眠れそう、と、いや眠くない
の狭間にいる瞬間が好きである。
ただ、布団の上でうだうだとする時間のことである。

右太ももの後ろが痒い。乾燥しているし、
いや、でも、今日は雨で湿気がすごかった。
遠くにいる人も無事だといいのだが。

そう、右太ももの後ろが痒い。
いつの間にか虫に刺されていたのだ。
痒い痒いと思っていると、鼻もムズムズしてくる。
気持ちを分かってくれる人もいると思うのだが、
ほんとに、ちょっとしたことでムズムズするのだ。

まだ鼻はいい。1番の問題は、
夜の始まりに、言葉がうるさいということである。
いちいちひとりごとが大きいのである。
つまりは、誰かに聞いてほしいのである。

隣人に、あーまた虫に刺されてるわ!
の一言。どうしても聞いて欲しいのである。

ぐーすかぴー

全く聞いていない。
どうやら隣人はもう眠ったようだ。

ここで私も今日の日記を閉じよう。
今日もうまい飯が食えて幸せだった。
夜も長いのだから、ゆっくり眠ろう。
それでは。


ぐーすかぴー
21/10/02 02:05更新 / Mirror



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