一つの心、傷つき、　一つの声、消し去られ、　一つの命、使い捨て、　　　　　　　　

言葉たち、憎しみ煽り　絶望たち、世に満ちる、少女は嘆き悲しみ、少年は怒り立ち上がる。　　　　　　　
　
それは残酷な世界、　悲しく愚かな世界。　　　　　　　　　

　　　　　

たくさんの抱擁、傷つく人を慰め、　たくさんの歌、悲しむ人に勇気を、

たくさんの笑顔が、暗闇を照らす。

言葉には、優しさが宿り、希望が世界に満ちる。少女は歌い踊り、少年は夢に駆ける。

それは夢、幻？非現実な世界？



異なる世界に生まれし僕たち。　　　

でも、同じ星に生まれし僕たち。

この星は、僕たちに何を見ているのだろう。

そして、僕たちはこの星を希望の星にできるのだろうか。　　　

■作者メッセージ
世界中で起こっている悲しい出来事。
身の回りで起こっている理不尽な事。　
そんな心寂しくなる現状に
人が本来持つ優しさや思いやる気持ちに
希望をたくして、この言葉を書きました。

生命あふれるこの星が、希望の星であってほしい。

そう、願っています。