ポエム
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小糸と高架下
高架下で
君を待ってる夕方

君に伝えたい気持ち
紙に書いて
読み返して

深呼吸

足音かと振り向けば
電車の車輪の音

早起きして
揃えた前髪

服についた小糸はらって
待ちぼうけ

君の好きなメロディ
口ずさんでたら
もうすっかり暗くて

「誰に愛されるためだったんだろう?」

高架下
君の好きなメロディだけが
私の耳を覆った
20/05/19 17:56更新 / 桐山青



談話室



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