体たらく
平和を謳うだけの肉体は
ただ春の夜の夢のように
儚く美しく去っていく
感動を感じるだけの肉体は
嗚咽と共に吐き気を催し
愛に塗れて去っていく
中身のない言霊は
奥にある不思議を隠蔽し
色のない花は
惰性を謳歌しはち切れて
根もないあの子は
空から光を奪い去り
地から惰民を殺す
そんな愛がどこにもないんだ
ただ春の夜の夢のように
儚く美しく去っていく
感動を感じるだけの肉体は
嗚咽と共に吐き気を催し
愛に塗れて去っていく
中身のない言霊は
奥にある不思議を隠蔽し
色のない花は
惰性を謳歌しはち切れて
根もないあの子は
空から光を奪い去り
地から惰民を殺す
そんな愛がどこにもないんだ