きらめき
あなたに会っていたい
海のてらす反射光の上
おぼろげな月か太陽か
きっと届くきっと届く
消し忘れた(過 去)
五月雨式の心募心映し
澄みきった想い忍ばせ
空かなた飛んでいった
直立不動二人夢うつつ
天そよぐ降り注ぐ地と
波帰るリアルな迫間に
脱ぎ捨ててせつなさね
のど震わす波紋の先は
火花散る瞳の奥すさぶ
へりくだる今一歩百歩
まばゆきあなた微笑み
無限の風たち息ひそめ
もういいかい静けさや
許すまじきゆるされよ
落陽の明かりのあたり
瑠璃色の二人たわむれ
ろ過さりゆく時人の輪
をを永遠にきらめかん