ポエム
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夢幻の記憶
いつかの記憶

悲しみも苦しみも無い、夢の世界を

思い描いた幼き頃の無邪気な記憶

その記憶は時が経つにつれて鮮やかさを失ってゆく

それは、夢の世界など無いと

幸せだけの都合のいい世界など無いと知ってから始まった

それでも、夢を見ていたいのに、世界が見せる現実は

色褪せたモノクロのつまらない物ばかりで

そんな物見たくないと、思っていたらいつの間にか

僕は目を閉じていて夢も現実も見えなくなってしまった。

嗚呼、誰か僕にもう一度だけ、夢を見せて
17/08/08 10:02更新 / イグニース



談話室



■作者メッセージ
つまらない現実ではなく夢だけ見ていたいという思いを込めた詩です。

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