ポエム
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殴られた経験なんてないのに、殴られたように胸が痛む
自分でも無意識のうちに負った心の傷が、今になって痛みをもたらしたんだ

反吐が出るような承認欲求に疲れてしまった
お前を認めるかどうかなんて、俺の自由じゃないか
お前を認めてやれない俺のことが嫌いなら、さっさと俺から離れていけば良いじゃないか
どうして俺に執着する?
何がお前をそうさせる?

別にお前のことなんか好きじゃない
お前も本当は俺のこと好きじゃないんだろ
だって顔も知らない相手じゃないか
どうやって好きになれっていうのさ

俺から遠ざけられるのがそんなに嫌か?
違う、お前が嫌なのは『誰かから遠ざけられること』だな
俺とは別の奴がお前を遠ざけたって、同じように憤るんだろ
お前はキングで、俺やアイツらは都合の良いように扱われるポーンだってさ
でもそれが真実だとすると、俺にとってはお前がポーンってことになるんだよ
そんなの嫌だろ?
ここはチェス盤の上じゃないんだぜ
だからみんなキングで良いんだよ

みんなから好かれたいと思えば思うほど、みんなから嫌われていくって、知ってたか?
俺たちもとんだ天邪鬼だな
良いことを教えてやるよ
『天邪鬼からは早く離れた方が身のためだ』
20/07/21 16:30更新 / 海 純凪(うみ じゅんな)



談話室



■作者メッセージ
※かなりキツい内容ですが、この詩は特定の個人に向けて書いたものではありません。

改めて自己紹介をば。
海純凪と申します。SNSでの人付き合いに疲れてこちらに避難してきました。
よろしくお願いします。

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