太陽の周りを、きみは回っている
地球の周りを、ぼくは回っている

結局僕たちは、僕たちより大きい
何かによって左右されていて、
結局僕たちは、この何かに無力で
大きいものに巻かれるように生き
自分より小さい何かを取り巻いてる

この教室は宇宙の縮図だ。

君もその一部でいるのだから
分かっているのだろう？

地球が回ってるなんて誰も信じない
それが真実であろうとなかろうと

それでも教室は回っている
君が居なくなってもきっと
僕が居なくてもきっとそう
なんのほころびもないまま
続いていくし回っていく。

それでも地球は回っていく

■作者メッセージ
昔、イジメられていた友達の思いを模して作りました。
クラスカーストはまさに太陽系のようで、また、イジメを告発しても信じてもらえない友人の様はまさに、ガリレオにのようでした。
今となっては、イジメを憎むばかりです。