ポエム
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水滴が1つまた1つと落ちていく様に
私の脈拍は、少しづつだが早まり、
時計の針が、文字盤を刺すごとに
心音は比例した。

ああ......ああ.......
ああ......ああ.......

唾が喉を通ることが誰の耳にも聞こえた
それほどの静寂....
どれほどの冷徹....

私は静かな台風の様な涙を流し
両手いっぱいに銀を抱えていた。
銀には醜い顔が.....。
暗闇に紛れてその姿を否定した。

ははは.....アハ...
アハハハハハ!ハハハハハハハ

ふっと、突然笑ってしまった。
笑っているのに....
吐き気がする。体のどこかが痛んでいる。
逆流しかける胃酸を片手で押さえた。

だ、誰かああ!!
助、たすけてよおお!!
誰かああああ!!
なんで、こんなに!!!言っているのにいい!!
ああ!!ああああ、あああああ!!
ああああああああああああああああ

ああ..ああ

誰もなにも無い
私も、なにも無くなって行く
抜け殻....
それでも...いいや
もう...なんでも

このままで.......いいや
19/10/31 22:55更新 /



談話室



■作者メッセージ
こういう、いっぱい感動詞を使った詩 書いてみたかったんですよねー
感想などあれば是非お願いします!

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