ポエム
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月が綺麗だね
いつまでも夢見てる。
あの、月に手が届くことを。
でも、夢見ることしかできない。
手は届かないままで。

今夜も君と二人きり、
見つめあって離れずに。
けれど、いつでも、いつまでも
僕らは近づけずに。
いつだってそうだった。

竹取物語みたいに、
君が月へ行ってしまうずっと前、
君は、僕にさよならも言わせてくれずに。
お別れの挨拶ができていたら、
僕はどれほど救われた?
いや、どれほども救われない

暗い夜を照らす月
その光は、何もかもを優しく照らす
いつだって、今だって

開けない夜はないと言うけれど
しばらくは、開けないままでいい
君がすぐ横にいて、一緒に月を見ていた頃から
ずっとそう思っている

手は月には届かない
だけど、もう月は手の中にあった。
もし、簡単に届く距離なら
きっと月はこんなに綺麗じゃなかった
綺麗じゃなかったら、
きっとこんなこと言えない。


僕は空にある月を手で覆い、
二人で言った
月が綺麗だね
19/09/17 21:21更新 /



談話室



■作者メッセージ
文が支離滅裂かもしれません。すみません。
アドバイス、感想あれば書いていただけたら幸いです!

両思いだけれど、どちらも相手の気持ちに気付いていない。
そんな、友達同士の関係と、その友達の突然の不幸な死を足してみました。
要素を足しすぎて、めっちゃくちゃな、文章です

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