ポエム
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無題
自分はずっと鎖に縛られている
生まれ持った運命は離れてくれない

人を憎むことしか出来ず
そのほかの心は持ち合わせない

憎むことは、自分自身と同じ
自分自身がなければ
心も無いのと同じように
心がなければ
自分はいない
だから、自分自身の存在価値は憎むこと

喜びや幸福を感じることもなければ
悲しみや絶望を感じることもない

幸運が現れたとしても
それが幸せなのかわからない
人を愛することは素晴らしいことなのか
自分は経験することもできない

こんな自分を生んだ親を憎む
自分を受け入れてくれない全ての人を憎む

恨んで恨んで恨み続けて
なにが変わる
なにがわかる

でも、恨むことしかできない自分を
一番恨んでいる
19/09/14 10:15更新 /



談話室



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