ポエム
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変人になれなかった僕
時間という枠組みの中に
僕は色を塗る
はみ出さないように丁寧に
完成はいつも白黒の虚無感

全員が石ころに夢中でも
僕だけは遠くの鴉を追う
下北沢の空き家
古着は僕を締め付ける

何もない同じ日々を過ごす中
ふと目を閉じる
聞こえるのはいつも
ありふれた退屈

先行きの人間が嫉妬する
嫌いだったビールの味

鏡の自分が言う
気付け、幸せなんだ
僕は叫ぶ
ここにいるんだ
24/01/13 23:02更新 / 帽子屋



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