ポエム
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自分はどんな人
私は、明るい人。暗い人。おとなしい人。頑張り屋の人。
「私はこんな人です。」と自分で言っている人がいる。

でも、「それに意味はあるのか。」と、思っている。

「自分のことを知ることは、必要なことだ。」と言う人もいるが、
本当に必要なことなのかとも思う。

それは、「相手が決めること」だからだ。

どんなに自分は、明るい人だと思っていても、
相手が、おとなしい人だと思ったら、
その人にとっての私は、どんなに私が「自分は明るい人です。」と言っても、
おとなしい人だ。
違う人から見たら、また違うことを言われるかもしれない。

そんなものに振り回される必要もないし、
自分ひとりの時に、私は明るい。私は暗い。私は大人しい。私は頑張り屋。
だなんて思いながら過ごしたりはしない。
「私は、私だ。」
それよりも、「自分はこうだ」と自分で決めつけて、
自分のチャンスを無くしたり、
何も考えなければ見えるはずの進む道が見えなくなったりする方が、
よっぽど勿体ないと思う。
20/06/05 18:35更新 / kanata



談話室



■作者メッセージ
生活に困る自分のクセは知っておいた方がいいが、
相手が決めることは、相手が勝手に決めればいい。
自分のことを相手から言われたら、
自分はこうだと思っていたら、「違う」と反発したくもなるが、
「この人はそう思っているんだな」と受け入れればいい。

「自分は、こうだ」なんて思いながら過ごしていたら、
エネルギーの無駄遣い。
「自分は、こうだ」なんて思わなくたって、自分は自分。
あえて言うなら、自分のことは、一番自分がわからない。

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