曇天を飛ぶ蜻蛉に君
赤蜻蛉が切り取った曇り空を
君の見ている空と比べてみたい
私と話をしようよ
丁寧に積み上げた煉瓦の壁
ティラノサウルスでも壊せないはずだった
風向きひとつで崩れ落ちる
深い井戸に落っこちても
それでもどうにかなるって信じてるから
闇の底でばた足を繰り返す
眠る時は誰かの呼吸を感じていたい
私だけが息をするには
この部屋は広すぎる
君がいないから私は夜を抱いて
今日は眠る
君の見ている空と比べてみたい
私と話をしようよ
丁寧に積み上げた煉瓦の壁
ティラノサウルスでも壊せないはずだった
風向きひとつで崩れ落ちる
深い井戸に落っこちても
それでもどうにかなるって信じてるから
闇の底でばた足を繰り返す
眠る時は誰かの呼吸を感じていたい
私だけが息をするには
この部屋は広すぎる
君がいないから私は夜を抱いて
今日は眠る