ポエム
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曇天を飛ぶ蜻蛉に君
赤蜻蛉が切り取った曇り空を
君の見ている空と比べてみたい
私と話をしようよ

丁寧に積み上げた煉瓦の壁
ティラノサウルスでも壊せないはずだった
風向きひとつで崩れ落ちる

深い井戸に落っこちても
それでもどうにかなるって信じてるから
闇の底でばた足を繰り返す

眠る時は誰かの呼吸を感じていたい
私だけが息をするには
この部屋は広すぎる

君がいないから私は夜を抱いて
今日は眠る
18/09/16 18:22更新 / yasu



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