僕の中の『君』は
どんなに困難があろうとも
どんなに酷い目にあっても
褪せることなく笑ってる
素敵な笑顔の『君』

僕の中の『僕』は
どんなに消そうとしてみても
どんなに見ないふりしても
哀しそうに笑ってる
憎い憎い僕の中の『僕』

僕は届かない『君』なんて要らない
心の色を見てくれた『貴女』が欲しい
僕は上手く笑えない『僕』なんて要らない
素敵な名前をくれた『貴女』が欲しい

僕の仮面に彩をくれた『貴女』と渉みたい（あゆみたい）
僕の素顔に彩をくれた『貴女』と渉みたい

僕、そして貴女。 鳥山渉

■作者メッセージ
登場人物は実はふたり。
なんだか タイトルに「僕」もしくは「ぼく」が入る作品多すぎて 「僕シリーズ」なんてものが鳥山の中で纏められるのではないかという量になってきた。

最後の文の 渉みたい ですが 普通に歩くより もっとあちこち 困難に立ち向かいながら 歩き回りたい という意味を込めて 敢えて名前にもあるかの文字にしました。

このペンネームは 友人からつけてもらったもので 込めた願いは作中の意の一部と同じ『困難に立ち向かう』と言う意味です。
まだ未熟で 立ち向かうどころか歩けない鳥山ですが どうぞこれからもよろしくお願いします。