ポエム
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初恋
寒い町 星が綺麗な町
夜は眠る 優しい町
僕と貴女が出会った町
僕だけかもしれない 小さな思い出の町

貴女は私に「恋する」事を教えてくれた
貴女は私に「奏でる」事を教えてくれた
貴女は私に「識る」事を教えてくれた
貴女は私に「笑顔」を向けてくれた

そんな貴女に伝えたい
どうかうつむかないでください、と
そんな貴女に伝えたい
立ち止まってもいいんだよ、と
そんな貴女に伝えたい
今夜は月が綺麗ですね、と

小綺麗な駅舎と古びた小学校
地面に広がる銀の薔薇
小綺麗な頭蓋と古びた脳味噌
内面に広がる紺碧の星空

貴女の可能性は無限大
夢を叶えたら お店に来てね
僕の可能性も無限大
小さな町で 詩書きが店をやってます

初恋 鳥山歩結
19/01/20 10:23更新 / 言欲



談話室



■作者メッセージ
初恋っていつだろうか
その人に伝えたいことがあるとしたら「またいつか」くらいしか…
元気なのか 何をしているのか 何にもわかりません。
結局色恋に対する恐怖ばかりです。
それでも それでも鳥山は書き続けます。楽しいから。

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