変わっても変わらない
用水路の水の音
車道を走る車の音
庭木を揺らす風の音
等間隔に並ぶ街灯の光
一夜明けた 年が明けた
それでも『彼ら』は変わらない
それでも『彼ら』には関係ない
言葉と意思がある生き物は
年末年始と馬鹿騒ぎ
言葉も意思もない『彼ら』に
年末年始も関係ない
人間どものお祭りを
『彼ら』はいったいどう見るのか
そんなことを考えながら
人間一人 夜散歩
変わっても変わらない 鳥山歩結
車道を走る車の音
庭木を揺らす風の音
等間隔に並ぶ街灯の光
一夜明けた 年が明けた
それでも『彼ら』は変わらない
それでも『彼ら』には関係ない
言葉と意思がある生き物は
年末年始と馬鹿騒ぎ
言葉も意思もない『彼ら』に
年末年始も関係ない
人間どものお祭りを
『彼ら』はいったいどう見るのか
そんなことを考えながら
人間一人 夜散歩
変わっても変わらない 鳥山歩結