ポエム
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我が友へ
嗚呼 愛しい我が親友
その手は冷たくて弱々しくて
呼吸は荒く
その瞼は今にも永遠に閉じてしまいそうで
僕は横たわり
君との想い出を語るしかできない

嗚呼 愛しい我が親友
僕はこれから道に迷った時 誰に話せばいい
君が聞いてくれなくちゃ
僕はひとりぼっちになってしまうよ
兄弟のように育った僕ら
片方でも欠けちゃいけないんだ

どうか 眠りにつくなら安らかに
そして来世も我が友として 
どうか僕の元へ来ておくれ
勿論 君さえ良ければ だけど

我が友へ 鳥山あゆむ
23/01/22 00:26更新 / 言欲



談話室



■作者メッセージ
中2の時 猫を二匹もらった。
オスとメスのきょうだいで名前はライチとモモ
一年ほど前から ライチは病気が発覚し通院していた。
今朝 遂に耐えられなくなったのか 様子がおかしかった。
母が仕事を抜け出して病院へ連れて行くも 今夜がヤマだろうと。

彼は今も頑張っている。
ずっとそばにいてくれた。
大好きだ。ずっと。
明日の朝 起きたらまた擦り寄ってくれることを祈りながら眠ろう。

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