涙とフタゴムシ
猫の涙は透き通っていて
烏の涙は濁っている
狸の涙は愛のしるしで
僕の涙は絶望の中にしかない
僕も君とフタゴムシになれたなら
目玉を捨てて一緒にいられたら
絶望の中で涙を流すことも無くなって
もう寂しい思いをしなくて済む
そんなふうに考えながら
吸った煙草はいつもと違って
しょっぱい味がした
なんでだろ なんでだろ
君の涙は透き通っていて
大人の涙は濁ってる
父母の涙は愛のしるし
僕の涙はやっぱり絶望の中に
僕も君も一匹のフタゴムシ
つがいを求めて
ひとりぼっちで彷徨ってる
きっと僕らこのまま
ああ やっぱりしょっぱい
涙とフタゴムシ 鳥山あゆむ
烏の涙は濁っている
狸の涙は愛のしるしで
僕の涙は絶望の中にしかない
僕も君とフタゴムシになれたなら
目玉を捨てて一緒にいられたら
絶望の中で涙を流すことも無くなって
もう寂しい思いをしなくて済む
そんなふうに考えながら
吸った煙草はいつもと違って
しょっぱい味がした
なんでだろ なんでだろ
君の涙は透き通っていて
大人の涙は濁ってる
父母の涙は愛のしるし
僕の涙はやっぱり絶望の中に
僕も君も一匹のフタゴムシ
つがいを求めて
ひとりぼっちで彷徨ってる
きっと僕らこのまま
ああ やっぱりしょっぱい
涙とフタゴムシ 鳥山あゆむ