ポエム
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冬眠
冬は冷たく 
温もりをいつも以上に求めてしまう
僕は温め合う相手なんていない
だから少し 巣穴で眠ろうと思う

夢だっていつか覚める
わかってる
でも僕は覚めない夢の中にいたんだ
温い脳味噌は起きているのに 
冷めた心は眠って夢を見てる

この冬を超えて 
暖かくなったら
僕はまた生きた証を残す為歩こう
今は脳味噌を寝かせて
心を起こすんだ

僕にはやらなきゃいけないことがある
人を救うこと
救った人の笑顔に囲まれたいんだ
それともう一つ
僕の人生を変えてくれた人に
もう会えないあの人に僕が伝えられなかったことを伝えたい
全部エゴだ
エゴに塗れて歩いて行くことに少し疲れた

必ず僕はまた戻ろう
次に起きた時は 脳味噌も心も起こして
現実を見据え 夢も見よう
いつもみたいに欲張りに生きよう

その日が来るまで すこしさよなら

冬眠 鳥山あゆむ
22/03/01 04:17更新 / 言欲



談話室



■作者メッセージ
この作品を持って 私 鳥山あゆむは詩人活動を休止しようと思います。
理由はスランプによるモチベーションの低下が酷すぎることです。
書くことが普通の人より少し好きなだけで 他に何もない むしろ欠点だらけの僕です。
書くことをやめたら本当に何も無くなってしまう。
でもこのままいたら僕は書くことすら嫌いになりそうです。
少し「創作」という簡単でいて難しい行為から離れて
気持ちを整理して モチベーションが戻ってきたら
渾身の一作を引っ提げて戻ろうと思います。
それまでどうか 鳥山あゆむのことを覚えていてください。

いつも読んでくださる方々に最大限の感謝を。

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