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鳥山の告白[閲覧注意]
少し 長い話になる

小学校3年生の時
通っていた教室があった
英語を学びながら運動する教室
町の他校の子も何人か来てた
年上も年下も
当時9歳
僕は 他校の年上の男の子に
少し恋をした

10代後半 時期は定かではないが
だんだん僕は自分の性自認に疑問を持った
いわゆるLGBTQ+のQに該当するだろう

周りに僕のような人間がいなかったし
僕はこの気持ちを箱に閉じ込めて
何十、何百にも鍵をかけて心の奥にしまった

時々漏れ出ることもあったけど
11年間誰にも言わなかった
異性だけを好きなフリをして
同性にときめいた時は
すぐに忘れるようにした

性自認に疑問を抱いた頃
それも数年間誰にも言えなかった
男性でもいたいし 
女性になりたい時もあった
性別なんていらないと思った時も

18歳になって少し経った頃
異性装の方が接客をするお店に
先輩に連れて行かれた
健全なカフェバーだった
そのお店は男装さんが
接客してくれるお店

その中で特に惹かれたのは
後に僕のこと全てを肯定してくれた人
僕の作品でいくつか綴った
「あの人へ向けて」や
「届け」の想いを向けた人
その人はパンセクシャル[全性愛]を
公言して明るく生きていた

その人はもうお店にいなくて
僕は最後まで打ち明けられなかったけど
僕はやっと今ここに公言します

僕 鳥山あゆむは世間的には
セクシャルマイノリティです
今のところの性表現は男性 
他人へは僕を肯定し救ってくれた人と同じ
パンセクシャルです

だんだん理解が深まった世の中
まだ気持ち悪いと思う人もいるかもしれない
どんな罵倒を浴びせられてもいい
僕はこれから僕らしく生きます
もし同じ悩みを持つ人がいたら
悩んでいい 隠してもいい
自分らしく 後悔のない選択をしてください

鳥山の告白 鳥山あゆむ
21/09/10 02:17更新 / 言欲



談話室



■作者メッセージ
言い回しは正しいのか分かりません。
鳥山はこの事は創作活動において公言するつもりはありませんでした。
でも 本当の鳥山を知ってもらって 同じように悩む人が少しでも救われたら。

質問等あれば答えられる範囲で答えます。

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