僕の愛の色は　
燃え盛る炎みたいな
熱い熱い赤色なんだ
だから僕の身体は炭になってて
相手も燃やして殺してしまう

僕の愛の色は
轟々と燃え盛る
火事のような赤色なんだ
本当は深い深い藍の色がよかった
落ち着いて相手を愛したかった

僕はきっと
誰も愛しちゃいけないなんて
君に言ったらさ
きっと君は
「誰かを愛しちゃいけない人なんていない」
って言うだろう

でもね　
僕の愛は人を焼く
僕の愛は人を焦がす
僕の愛は害でしかないんだ

両親がつけてくれた
アイって名前
とても好きだけど
とても嫌い
愛が藍じゃなく害な僕は
灰に塗れて舞い踊ろう

アイは愛が藍であることを望む　鳥山渉

■作者メッセージ
名前以外はまあ大体僕って感じですね。
灰になるくらいハイに片想いして
愛し疲れて害しまくっていつも失敗。
いっぱい負けて失態晒して一体いつになったら学習するんだyo！
って感じです。