ポエム
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おもうよる
箱から出して火を点ける
その度に 君が遠くへ行く気がする
苦い味と 煙の匂い
口いっぱいに広がっていく度に

君が好まない匂いだから
隣を歩けなくなるなって
考えてしまうんだ
君はそんなこと気にしないだろうけれど
僕はすごく すごく気にするんだ

やめられたら っていつも思う
でもさ やめたら 僕は何に縋ればいい
君にみっともなく縋りたくないんだ
僕の都合で 君を苦しめたくないんだ

だって ほんとうに好きなんだもの

だから僕は 今夜も箱から出して 一服

おもうよる 鳥山渉
20/03/26 02:46更新 / 言欲



談話室



■作者メッセージ
なんか僕の作品 リアルでの心情が作品にすごく出てるらしい(笑)
ツイッターで共通の題で一緒に詩を書かせてもらっている
思ったことを書くさん(TwitterID:@omokaki)にそんなことを言われた。
彼 本当にすごく暖かくて優しい方で いつも書き終えてからべた褒めしてくれる。
勿論作品も素晴らしいから そんな方から褒められると照れてしまう。

現在片思い中なのが彼にはお見通しらしく(僕がわかりやすいのか 彼が鋭いのか…)
アドバイスを頂いた。
「好きなら好きと 手を繋ぎたいなら手を繋ぎたいと素直に相手に伝えて」と
なんだか 泣きそうになりました。
重みがあるなって。
僕の幸せを願って アドバイスをくれたんだなって。

来月 片思いの相手とまた会う予定がある。
きちんと まずは手を繋ぎたいということを伝えようとおもう。
ハッピーな気持ちで また作品が書けたらここに投稿します。

長くなってしまった

どろん。

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