意地っ張りの君
いつも意地悪な君がいなくなれば
この先に光が差すと思っていたよ
いざ、いないと寂しがるくせに
友情と愛情の間に入るものは何だろう
君はライバルであり仲間だけど
どれだけの毎日を過ごしたかな
散々、二人で張り合って
時には助け合っていたあの頃
最後の夏の日に放った言葉
「またね」
私なりのたった一言だったけど
君は、いつも見せない顔をしていた
隠れて君らしくない涙を流して
こんな時まで二人は意地を張ったのを覚えてる
またいつか巡り逢えたら言おう
「ただいま」
次に逢う時は私らしく無邪気な笑顔で
君がいなくならなくて良かった
君を好きだって思えたことも忘れない