花の名
月日の移ろいに強迫されて
紡ぎ出した言葉を道端に捨てた
まもなく散りゆく花の名は
未だ誰も知らない
感情の波は物語だ
いつか終わる
終わりを見ながら
前に進んだ
終わりがあることを言い訳にした
でも終わってしまえば
美化されてそれは傑作となる
人は儚さに夢を見て
儚さを美しさと誤認する
花の名すら知らずに
紡ぎ出した言葉を道端に捨てた
まもなく散りゆく花の名は
未だ誰も知らない
感情の波は物語だ
いつか終わる
終わりを見ながら
前に進んだ
終わりがあることを言い訳にした
でも終わってしまえば
美化されてそれは傑作となる
人は儚さに夢を見て
儚さを美しさと誤認する
花の名すら知らずに