最後の物語
私はおまえに見せてほしい。
誰に対してでもなくおまえのためのおまえを。
そして、私は少しの苦みを要求する。
怒りと酷さと苦しみを。
だが、おまえの世界に私は入ることは出来ない。
だから、少し見せてくれればいい。
おまえの全てではなく、世界を切り取った一部を。
それがおまえの最後の物語となろう。
誰に対してでもなくおまえのためのおまえを。
そして、私は少しの苦みを要求する。
怒りと酷さと苦しみを。
だが、おまえの世界に私は入ることは出来ない。
だから、少し見せてくれればいい。
おまえの全てではなく、世界を切り取った一部を。
それがおまえの最後の物語となろう。