悲鳴のあげかたを知らない
口に発すには憚られる繊細など
さいごまで知らない方が幸福だ
ゆえに誰かを傷付け墜とせる
到底及ばない場処が
さいなむ生への渇望
放つ言葉は失われ
誓いを否定した例に倣い
手当たり次第に触れて壊す
不安定という安定が苦痛なら
なんでも嘘に変えられる
目障りな舌を捨てよう
殴り付け叩き割り
骨を砕き肉を削ぎ
調理し行儀悪く喰い散らかし
殺してはじめて愚かだと笑える
腐臭漂う食卓の上
叶える為の血が欲しいから
さいごまで知らない方が幸福だ
ゆえに誰かを傷付け墜とせる
到底及ばない場処が
さいなむ生への渇望
放つ言葉は失われ
誓いを否定した例に倣い
手当たり次第に触れて壊す
不安定という安定が苦痛なら
なんでも嘘に変えられる
目障りな舌を捨てよう
殴り付け叩き割り
骨を砕き肉を削ぎ
調理し行儀悪く喰い散らかし
殺してはじめて愚かだと笑える
腐臭漂う食卓の上
叶える為の血が欲しいから