ノイズ
蛇のようにつめたく沈んで
這いずりまわる夜の空気は
喉ふかく呑み込んだ拒むきもちの輪郭だから
顔を覆った掌のしたで
流れるなみだはここにはない
眼と口の位置のくらいあな
渇くばかりの指のすきまから覗いている
わなわなと震える躯
あらぬ方向にねじれた部屋が
生みだす掌こそが悲劇の幕開け
過剰な言葉殺ぎ落とし
残ったものはなに
聴こえない
聴こえない
確かにある想いが聴こえない
這いずりまわる夜の空気は
喉ふかく呑み込んだ拒むきもちの輪郭だから
顔を覆った掌のしたで
流れるなみだはここにはない
眼と口の位置のくらいあな
渇くばかりの指のすきまから覗いている
わなわなと震える躯
あらぬ方向にねじれた部屋が
生みだす掌こそが悲劇の幕開け
過剰な言葉殺ぎ落とし
残ったものはなに
聴こえない
聴こえない
確かにある想いが聴こえない
15/11/19 21:30更新 / キョーカ