詩に至る病
詩を書く、書いていると云いながら
どんなに技術があっても
どんなに鋭い感性があっても
誰も「詩」を書く事などできないのではないか、と
時々思う事がある
なんとか「詩」に辿り着こうとして
その過程で出たものを
「詩」と呼んでいるに過ぎないのではないかと
誰も書けないもの
それ自体が「詩」であって
「詩」と呼ぼうとしたその時に
「詩」ではなくなる気がする
その「詩」ではなくなったものに
誰も名前を付けていない
だから「詩」と仮定する
書けないものを書こうとする病
「詩」という行為を試す矛盾
それが「詩」なのか
どんなに技術があっても
どんなに鋭い感性があっても
誰も「詩」を書く事などできないのではないか、と
時々思う事がある
なんとか「詩」に辿り着こうとして
その過程で出たものを
「詩」と呼んでいるに過ぎないのではないかと
誰も書けないもの
それ自体が「詩」であって
「詩」と呼ぼうとしたその時に
「詩」ではなくなる気がする
その「詩」ではなくなったものに
誰も名前を付けていない
だから「詩」と仮定する
書けないものを書こうとする病
「詩」という行為を試す矛盾
それが「詩」なのか