ポエム
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誰にも読まれない詩
いつも見向きもされません
いつも声もありません
訳の解らぬ詩を書くから

そんな訳の解らぬ詩の書き手が
たまには似合わぬ事を言います
詩という隠れ蓑に甘えて

どんなに心を込めて綴っても
誰にも読まれる事のない詩は
存在しないのと同じだ

だから私は読んであげたいと思う
存在を認めてあげたい
それが例え好きな詩ではなくても

ただ想うだけの詩はいらない
吐き出すためだけの詩はいらない
いつしかそうなっていたけど

否定などしていないのです
でもやはり読んであげなくては
否定したと同じになってしまいそうで

誰にも読まれない詩が
いつか誰かに読まれる
その誰かが貴方であって欲しい

難解な詩
解りやすい詩
そのどちらだったとしても

…やはり詩を隠れ蓑にする事は
私にとって似合わない事のようです
それでは訳の解らぬ詩人に戻ります
15/10/22 14:17更新 / キョーカ



談話室



■作者メッセージ
これはともかく、どうやったら読んで貰えるのか悩むことがあります

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