ポエム
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夜猫の気散じ

 草木も人も夢路を辿り
 月に呼ばれて猫起きる

 猫は微笑み筆を取り
 夜風に乗せて尻尾振る

 今宵も月に見守られ
 闇に浸りて歌を詠む

「この時間だけは、僕のもの」

 静かな夜色に溶ける猫は
 輝く瞳をみかづきにした

22/09/13 00:54更新 / rin



談話室



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