ポエム
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秋に起きる
涼やかな秋光に照らされて
黒猫はすこしだけ白くかがやいた
目覚めた瞳もこどものようにきらめいた
そわそわ顔を隠すようにして洗い
彩られた道に踏み出してゆく
ときに物語に浸り
ときに美味に舌鼓
たびたび愛しき道草を食いながら
猫は浮かれた足で秋をゆく
22/09/20 19:38更新 /
rin
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