ポエム
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日々
僕は、毎日貴女の書く誰かへの綴りが好きだった。
僕は貴女へ優しくしたい、けれど
誰かのことを、本気で思って
それで、幸せになりたかったから

いつも貴女には手が出せない。
こんなに羨ましく、憧れるのに
貴女はもっと遠くへ行った
僕は誰かに対し、悔しさに胸が痛くなる
周りと和気藹々とする様子に、目を瞑って
独りで貴女との世界を、自分勝手に信じる
こんな自分でまだ、なんとかいよう。
強く願う。僕は貴女に信じさせられたいと、望む事は出来ない。
毎日誰かへ書いてる、貴女の言葉を僕は咥えていた。
涙をふいて

僕は、毎日貴女の書く誰かへの綴りが好きだった。
誰かへの綴りから擦って取れた、女性から取った文字を自分勝手に解釈して
こした残りかすを、手のひらに乗せて
貴女を見つめる
20/02/06 13:33更新 / へる



談話室



■作者メッセージ
可愛い女の子は嫌いなんだ。
幸せを想像出来ちゃうから
冴えない顔がキレイで素敵。

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