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春の空に思う
あなたに初めて会ったのは
日差しが眩しい春の日でした
抜けるような青空の日の午後
あなたは産まれ
小さな小さな身体から
命の輝きが溢れていました
あなたが初めて歩いたのも
日差しが柔らかな春の日でした
その日から
あなたはひとりで歩き
少しずつ大きくなり
新しいことを知っていきました
あなたの世界はどんどん広くなり
やがて私の元を離れる時がくるでしょう
けれど幾度季節が巡っても
この春の空を
あなたと出会えた幸せが
私に何よりも美しい景色に見せるのです
21/02/19 17:31更新 /
花吹雪
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