春
たぶん僕は
君を愛して哀して止まぬ病まいで
治療法はない
嗚呼
どう振る舞えばいいのか
愛想笑いも使い果たした
心のままに望む事は厄か罪か
さすれば主は
この身を焼くのか摘むのか
隠して 歌駆使て
忍んで 詩呑んで
息して 遺棄して
あの日僕は
人を愛する痛みと疼きを抱いて
春と名付けた
君を愛して哀して止まぬ病まいで
治療法はない
嗚呼
どう振る舞えばいいのか
愛想笑いも使い果たした
心のままに望む事は厄か罪か
さすれば主は
この身を焼くのか摘むのか
隠して 歌駆使て
忍んで 詩呑んで
息して 遺棄して
あの日僕は
人を愛する痛みと疼きを抱いて
春と名付けた