あなたの側で 笑っていられたら
笑顔は 華やぐ虹となり

あなたの側で 泣いていられたら
涙は あやされた赤ん坊のように 止まり

あなたの側で いっぱい話せたら
おしゃべりは とり止めもなく奏でる
オルゴールと化す

あなたの側でないと
私は 光らない月の 雫の精

だから せめて
片すみから
皆に まぎれて あなたと
そっと 交信させて

あなたを感じていられたら
それで 私は 幸せだから

■作者メッセージ
アイドル的な人に
焦がれた時の気持ちを
イメージして書いてみました。


お読み下さり
ありがとうございますm(_ _)m