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見えてきそうよ
1
散々たる 日常
未練のゴミを またいで無表情
好きって ささやきだけで
このゴミも 宝物に化けた
思い出 片づけるほど 器用でなくて
臍(ほぞ)を噛むよな 2ショットの山


こんな 小さな穴の中じゃ
二人きりの押し問答
飼い慣らされた猫になって
甘い言葉の餌 待つだけね



外界とのアクセス
食わず嫌いでしょ
洗脳の首輪 引きちぎって
焦って わめいて もがいたら
泥状にとけて 降参と鳴いて
影も形も 罠に はめたら
明日が 見えてきそうよ




2
謙遜(けんそん)さえ愛情
あばたもエクボで 振りまいて華やいで
孤独のだまし絵に 潜り込み
好かれたくて いいコにしてた
見やぶれないでしょ 負の愛想笑い
等身大を見つめてと叫んでた


楽園にしか見えない
鳥かごにすがりついた
青い鳥になれなくても
報われたくて 愛されたくて


恋愛体質
向いてないでしょ
縛りたくても 縛られたくなくて
許して 離して 微笑んで
無償の愛で 讃え続けて
夢かうつつの煙に巻いたら
明日が見えてきそうよ
21/11/30 23:07更新 / スミレ



談話室



■作者メッセージ
今風の詩を 意識して書いてみました。
とりあえず 2番まで書きかけですが<(_ _*)>

自分だけ 思い出に 取り残されて
その2人ぼっちの洗脳から
逃げてあげる ということを
書きたくて 詩にしてみました。

陰も形も 罠にはめたら
というのは
自分の中の相手を あっと言わせて
退治した瞬間を 表現しました。
まだ 未完成ですが とりあえず
あげてみます。
お読み下さりありがとうございます <(_ _)>

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