ポエム
[TOP]
蛍 舞うあと (歌詞)
1
星空つなぐ小路 虫の音 耳に
子守唄 口ずさみ
歩んでく
頭かすめた芒 かき分けながら
川辺へ 急いだのは
遠い昔

蛍のあとを 両手を広げ
走ったことも
柔らかな手に 引かれ はしゃいで
話したことも
みんな 流れてくる
優しいメロディーとともに

だから 唄うの
さみしい時は
Tu Lu Lu… Tu Lu Lu…
たらちねの母の 懐かしララバイ


2
私が嫁ぐ日は 天の住み人
子守唄 教えるから
おぼえてね
秋風 そよぐ季節 舞い降りた頃
浴衣を たたんだのは
十六夜日

産まれたばかりの 仔犬を抱いて
頬ずったことも
夕顔たおり 髪に飾って
帰ったことも
みんな 流れてくる
優しいメロディーとともに

だから 唄うの
会いたい時は
Tu Lu Lu… Tu Lu Lu…
たらちねの母の 恋しいララバイ



だから 唄うの
かあさんの愛を
Tu Lu Lu… Tu Lu Lu…
たらちねの母の 懐かしララバイ
22/08/31 03:27更新 / スミレ



談話室



■作者メッセージ
若い頃に 書いた詩が
出てきたので
何とか まとめて
歌詞に してみました。

たらちね は 母にかかる枕詞です。

お読み下さり ありがとうございます。

TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c