ポエム
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猫の友達
わたしが子どもの頃

母は猫に石を投げる人で

そのせいで わたしはずっと猫が怖かった


猫は何も悪いことはしてないし

猫の方がわたしを怖がっている

わかっていても 怖い



周りに猫好きな人が多くて

癒される と言うし

このままで人生終わるのは もったいないし



猫好きな友達の家で 練習をはじめた

背中がこわばる 猫の一歩 一歩



ある日 

気がつかずにいたら

コタツの中で 



猫が私の足首に 顔を乗せて寝ていた

幸せそうな とろける表情

丸い白いクッションみたいだ



 なんだか かわいい

 心が緩む


 いや  かわいい

 心が温まる



 もしかしたら

 ようやく 好きになれるかも


 
ずっと 身動きしないで

そのままにしていた



 うれしくて
 
 うれしくて


 素敵な友達できたかも

 

 
 

24/02/06 13:42更新 / 晏(あん)



談話室



■作者メッセージ
読んでいただいてありがとうございます♪

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