宵待草
モンキチョウの群れが
草むらに浮かんで見えて
目をこすった
畦の中を覗くと
幻想的で 透きとおる
レモンイエローの正体は 宵待草
淡く消えそうで
月の光のようで
そっとさわってみたくなる
昼間は見つからなくて
夕飯の支度に急いで帰るころ
ちらほら見かける 宵待草
話しかけるように
微笑むように
ほわほわっとあらわらる
昼間は萎れて
ねじれていたのに
ほどけるように開く 宵待草
自分をねじっていたくないね
いつもほどけていたいよ
宵待草と心をかよわせる
宵の空気に秘密があるようで
大きく息を吸ってみた
草むらに浮かんで見えて
目をこすった
畦の中を覗くと
幻想的で 透きとおる
レモンイエローの正体は 宵待草
淡く消えそうで
月の光のようで
そっとさわってみたくなる
昼間は見つからなくて
夕飯の支度に急いで帰るころ
ちらほら見かける 宵待草
話しかけるように
微笑むように
ほわほわっとあらわらる
昼間は萎れて
ねじれていたのに
ほどけるように開く 宵待草
自分をねじっていたくないね
いつもほどけていたいよ
宵待草と心をかよわせる
宵の空気に秘密があるようで
大きく息を吸ってみた