水遊びの風景
日差しが眩しいお昼前
男の子が 服のまんま
全身ずぶ濡れで遊んでいた
溶けちゃいそうな笑顔で
浅い水をすり足で走る
遊ばないヤツが悪いくらいに
水飛沫をあげる
ママはさっさと車の中
だーれもいなくなった
置いてかれても一人で遊ぶ
独り言が大きくなった
「まだ遊んでいたいのにー」
叫びながらも遊んでいる
また来ようなんて言われても
子どもには今しかない
水との辛いお別れタイム
口を結んだ
水遊びと孤独を天秤にかけて
空を見上げて決断
「ママー」と走り出す、
夏によく見る風景
日が暮れるまで遊びたかったね
見上げた空は高かったかな
紫色の実をつけた柊が見ていたよ
男の子が 服のまんま
全身ずぶ濡れで遊んでいた
溶けちゃいそうな笑顔で
浅い水をすり足で走る
遊ばないヤツが悪いくらいに
水飛沫をあげる
ママはさっさと車の中
だーれもいなくなった
置いてかれても一人で遊ぶ
独り言が大きくなった
「まだ遊んでいたいのにー」
叫びながらも遊んでいる
また来ようなんて言われても
子どもには今しかない
水との辛いお別れタイム
口を結んだ
水遊びと孤独を天秤にかけて
空を見上げて決断
「ママー」と走り出す、
夏によく見る風景
日が暮れるまで遊びたかったね
見上げた空は高かったかな
紫色の実をつけた柊が見ていたよ