ネコジャラシ
ゆらゆらと風にゆれる ネコジャラシ
夕暮れの駅の片隅で
なんの思いもなく 風のまま
軽い存在がゆれている
まだ短い花の穂は
風船みたいに小さくゆれる
垂れている花の穂は
バスの運転手さんに敬礼してる
降り出した雨に 走り出す人
ゆれて見送る ネコジャラシ
夕暮れの駅の片隅で
なんの思いもなく 風のまま
軽い存在がゆれている
まだ短い花の穂は
風船みたいに小さくゆれる
垂れている花の穂は
バスの運転手さんに敬礼してる
降り出した雨に 走り出す人
ゆれて見送る ネコジャラシ