ポエム
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四十七の旅 #2 鳥取
私はまるで砂みたい
やっぱり私は砂じゃない

噂の砂丘へ訪れて
私は人だと確信する

広々とした丘の上で
私は一人謳歌する

手元に残ったお茶を飲み
私は一人腰を下ろす

此の地はまるで異世界で
異世界では無い何処かだろう

水平線を辿りながら
私は一人黄昏る
23/01/22 20:03更新 / 帰省事実



談話室



■作者メッセージ
鳥取砂丘へ訪れた男。彼は一人で何を感じたのだろうか。


〜四十七の旅〜
或る男の日本旅を描いた詩歌集。男は日本の各地へと飛び立ちます。

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