四十七の旅 #2 鳥取
私はまるで砂みたい
やっぱり私は砂じゃない
噂の砂丘へ訪れて
私は人だと確信する
広々とした丘の上で
私は一人謳歌する
手元に残ったお茶を飲み
私は一人腰を下ろす
此の地はまるで異世界で
異世界では無い何処かだろう
水平線を辿りながら
私は一人黄昏る
やっぱり私は砂じゃない
噂の砂丘へ訪れて
私は人だと確信する
広々とした丘の上で
私は一人謳歌する
手元に残ったお茶を飲み
私は一人腰を下ろす
此の地はまるで異世界で
異世界では無い何処かだろう
水平線を辿りながら
私は一人黄昏る