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三〇五つの詩歌達#14 寂寥
逢引(あいびき)も

叶わぬ此方(こなた)の

寂しさに

其方(そなた)に行(ゆ)きます

とのみ残して


【意味】
密会も叶わない寂しさに、「そちらに行きます」とだけ言い残した。
24/01/23 20:48更新 / 帰省事実



談話室



■作者メッセージ
『三〇五つの詩歌達』企画、第十四句「寂寥」です。
恋なんてもうしない。
そう誓っても運命の人は自らの前に不意に現れてしまうのです。

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