ポエム
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時に吹いたと思ったら
直ぐに過ぎ去る君は誰
私は貴女を追いかけて
何時でも何処でも走り出す

時に止んだと思ったら
再び吹き込む君は誰
高いあの木を押しのけて
貴女は前へと進み行く

時に雨かと思ったら
私の手を取る君は誰
追い風となって現れて
私の背中をぐいと押す

時に晴れたと思ったら
急に消え去る君は誰
私は走って追いかけて
貴女を優しく包み込む

今でも私の心には
柔らかい風が吹いている
23/01/14 21:59更新 / 帰省事実



談話室



■作者メッセージ
たとえ会えなくとも心が繋がっている存在。
それほど頼もしい存在はありません。


この詩は2021年4月29日に『Pixiv』にて公開した作品です。

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