ポエム
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今日も僕は喇叭を吹く
午後一時
僕は今日も此処へ来る
理由は勿論
喇叭を吹くため
銀の喇叭を取り出して
今日も二時間
吹き鳴らす

午後二時半
喇叭を吹くこと一時間
向こうの山の彼方から
長號の音が鳴り響く
其れはあたかも雄叫びで
僕の心を奪い取る

午後三時
気付けば既にお八つ時
彼方にある長號の音は
未だに此の地を轟かす
下山しながら僕は不図
遠くの山へ
目を向けた
23/07/27 22:02更新 / 帰省事実



談話室



■作者メッセージ
遠くから聞こえた長號の音は、一体誰が奏でていたのだろう。

この作品は2021年3月31日にpixivにて投稿された作品です。

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