青嵐と君は
風が鳴っているのだ
街路を洗う風が
捨てられた空き缶も
潰れた吸殻も
消えたネオンも吹き飛ばす
午前5時25分
目に当たる髪を払う
風を纏った君がいる
巻雲が絡むような
曖昧がくっきりと
全部君だ
北口通りは透明だ
北極星まで透明だ
「逃げようよ」って君が言う
街路を洗う風が
捨てられた空き缶も
潰れた吸殻も
消えたネオンも吹き飛ばす
午前5時25分
目に当たる髪を払う
風を纏った君がいる
巻雲が絡むような
曖昧がくっきりと
全部君だ
北口通りは透明だ
北極星まで透明だ
「逃げようよ」って君が言う