ポエム
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青嵐と君は
風が鳴っているのだ
街路を洗う風が
捨てられた空き缶も
潰れた吸殻も
消えたネオンも吹き飛ばす

午前5時25分
目に当たる髪を払う
風を纏った君がいる
巻雲が絡むような
曖昧がくっきりと

全部君だ
北口通りは透明だ
北極星まで透明だ

「逃げようよ」って君が言う
22/01/21 13:58更新 / カンパネルラ



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